J1開幕戦、鹿島が名古屋を下し、新戦力チャヴリッチが1得点1アシストの活躍

2024年の明治安田J1リーグ第1節が23日に開催され、名古屋グランパスと鹿島アントラーズが激突した。

名古屋は長谷川健太監督の3年目を迎え、ホームでの試合に新加入選手を起用した。井上詩音、三國ケネディエブス、山中亮輔、パトリックが先発メンバーに名を連ね、ルーキーの倍井謙、中山克広、小野雅史もベンチ入りを果たした。

一方、新監督のランコ・ポポヴィッチ率いる鹿島は、濃野公人やチャヴリッチなどの新戦力を先発に据えた。知念慶がFWから中盤にコンバートされ、ボランチとして起用された。また、ギリェルメ・パレジや山田大樹らが控え選手として登録された。

試合は、両チームが堅守を誇り、互いにチャンスを許さない展開となった。しかし、鹿島が徐々に名古屋を圧倒し始め、16分には濃野がペナルティーエリア内で倒され、PKのチャンスを得た。

19分、鹿島がセットプレーから先制点を奪った。樋口のコーナーキックを植田直通が競り勝ち、仲間隼斗がゴールを決めた。これにより、鹿島が先制点を挙げた。

鹿島はその後も攻勢をかけ、ゴールに迫るシーンを作り出した。一方、名古屋は攻撃の手を尽くしたが、得点には至らなかった。

28分、名古屋がカーブボールでゴールを奪ったが、パトリックのプレーがファウルと判定され、得点は認められなかった。

前半はこのまま鹿島が1点リードで折り返し、後半へと続いた。後半開始早々、鹿島が2点目を挙げ、その後も得点を重ねて3点リードに。名古屋は2点を追いかけたが、鹿島の堅守に阻まれ、試合は鹿島の勝利で幕を閉じた。

Related Posts